3. パス作成(その2)

RobotWorksのパス作成につきまして、操作手順をご説明します。

a. 面

ツール面直

図-12 ツール面直

面のエッジは閉曲線

図-13 面のエッジは閉曲線

条件として、

  • ツールは面直に動作する。(図-12)
  • オイルパンの糊付け面のエッジは閉曲線になっている。(図-13)
  • パス
    パス

    操作手順

    操作手順は図形を2回クリックするだけで、自動的にパスを作成できます。

  • ツールを選択します(図形をクリックするか、ツリーから選択します。
  • 対象となる面の稜線を選択します。(図-14)
  • 対象となる面を選択します。(図-15)
     (選択する面列がクローズしているので、クリックする図形要素は以上です。)
  • パスが作成されました。(図-16)

  • 稜線の選択

    図-14 稜線の選択

    面の選択

    図-15 面の選択

    パス作成

    図-16 パス作成



    b. エッジ

    条件として、

    ①ツールは面直に動作する。

    ②稜線は閉曲線となっている。



    操作手順

    操作手順は図形を3回クリックするだけで、自動的にパスを作成できます。

  • ツールを選択します。
  • 対象となるエッジ(稜線)の面を選択します。(図-17)
  • 対象となるエッジを選択します。(図-18)
    (最終点を選択します。(図-19)
  • パスが作成されました。(図-20)
  • 上記で作成されたパスは側壁に干渉しています。
     それを避けるためにファンルポイントを使用します。(図-21)
  • 側壁に干渉しないパスが作成されました。(図-22)

  • 面の選択

    図-17 面の選択

    エッジの選択

    図-18 エッジの選択

    最終点の選択

    図-19 最終点の選択

    パス作成

    図-20 パス作成

    ファンルポイント

    図-21 ファンルポイント

    干渉しないパス

    図-22 干渉しないパス


    c. パターン

    エッジの選択

    図-23 面 エッジの選択

    エッジの選択

    図-24 面 エッジの選択

    条件として、

    ①ツールは面直に動作する。

    ②面全体にパスを作成したい。



    操作手順

    操作手順は図形を3回クリックするだけで、自動的にパスを作成できます。

  • パスを作成しようとする面を選択します。(図23)
  • 相対する面のエッジをそれぞれ選択します。(図24)
  • パラメーターを設定します。(図-25)
  • 2つのエッジの間に作成する中間点を決めます(図-26では5点)。
  • パスを作成する面を選択します。
  • 本来の面の延長(上下:左右)にさらにパスポイントを作成したい場合、「プリ」「ポスト」に延長する長さ(mm)を入力します。
  • パスが作成されました。(図-26)
  • 上下、左右にパスポイントが作成されました。(図-27)

  • パターンリードのパラメーター

    図-25 パターンリードのパラメーター

    パス作成

    図-26 パス作成

    延長されたパス

    図-27 延長されたパス