WeldPath®-2
概要
ロボット溶接の課題は、溶接欠陥(溶接割れ、等)を未然に防ぐことです。WeldPath-2では、軽量カメラで溶融池を観察し、速度、電流値を最適化して、欠陥の少ない溶接を実現することを目的としています。溶融池の最適化は、溶融池の熱影響部形状が円形になる事を基準にしています。これは、実験で裏付けられています。
B. 溶接条件の最適化手順本システムにおいて、最適な溶接条件を求めるために、ロボット溶接実験(TIG溶接:母材 SS400)を実施しました。溶接形式はビードオンプレートです。結果はおおよそ以下の様になりました。(横断面(マクロ)写真 下図右)
下図を参照して下さい。 画面の左下にある解析グラフは、横軸に縦横比を、縦軸に電流値/溶接速度を取って、現在値と変更値でプロットしたものです。実際は3次元グラフにして奥行に速度ないし電流値の軸を取って解析しますが、疑似的に2次元にしたグラフです。縦横比=1に近づくように電流値ないし速度を決定していきます。
最適溶接プロセス
各種溶接条件におけるマクロ写真
溶接画像
溶融池撮影動画
カタログダウンロード
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